もう一人の自分
今日の午後0時前後田川地区では雪が舞った。
雪と言うよりは小さな氷の粒が間断なく降っていた。
行橋に花輪を立てる仕事が入ったのでAさんとBさんが赤村を経由して峠を越えて現場に行こうと花輪を積んだトラックで出発した。
しかし峠は積雪で車がスリップして通れない。
やむを得ずバイパスに向かった。
ところがバイパスも積雪のため渋滞しており車が進まないそうだ。
引き返して峠を越えるのでタイヤチェーンを持ってきてくれと事務所に連絡が入った。
私はマイ四駆で待ち合わせの場所まで向かう。
峠の手前で合流し花輪のトラックにタイヤチェーンを装着。
私は心配だったので後から付いていく事にした。
フロントガラスに打ち付ける小粒の氷。氷。氷。
いつもの雪の状況とは少し違うようだ。
峠は10㎝以上は積雪している。
しかも轍は白く下からアスファルトが見えていない。
最悪の状態だ。
前を走る花輪のトラックがタイヤチェーンを着けているのにも拘わらず車体の後部を右に左に振って雪をはじき飛ばし、ががががが、ぶーんぶーんと時にうなり声をだしながら苦しそうに峠を登る。
大丈夫だろうか果たして現場に行き着く事が出来るのだろうか・・・・・
やっと頂上を越えて坂道を下り始める。
だが下り道の方が恐ろしい。
その時であった。
私の車がいきなり右カーブで横を向いた。
しまった!
車体後部が振った方向にハンドルを切る。
制動が利かない、自分の意に反して車が走る。
がちがちがちがち
この音に私は吃驚した。
無意識の自分がサイドブレーキを引いているのだ。
うわっ!なんて事するんだぁ
意識の自分がサイドブレーキを降ろす。
車は斜めになったまま対向車線を走る。
どうぞ前から車が来ませんようにぃ
すこし空走してようやく前を向いた。
なんという恐ろしい自分が自分の中に住んでいるというのだ。
無意識の自分は身の毛のよだつほど恐ろしい自己であった。
コメント
事故は無くてよかったね^^
もう1人の自分より、”守護神”が強いんですよ。
よかった・よかった!!
投稿者: 春 | 2006年02月10日 23:40
ありがとう~
今思い出すと幼少の頃から何かに守られているような気がします。
と言うのは中学生の頃かなぁ、とても車と自転車が離合できないような細い道幅の下り坂があって右側は板塀、左側は溝だった、そこを自転車で勢いよく下っていてカーブの曲がり角で突然車と出合った。アッ、次の瞬間通り抜けていた。
今でもその時の運転手のビックリした顔を覚えています。道は近所にその当時のまま残っていて何度考えても不思議だなぁと思います。
投稿者: はし | 2006年02月16日 09:57