☆チェロで荒城の月

写真の二人は、わたしの姪の真記と、今年二月に東小学校でコンサートしたときにチェロを演奏してくださった山口由一郎先生です。  先生がうちに来て真記に演奏の指導をしてくださいました。

 真記は子供の頃、交通事故に遇って意識不明に陥ち入りました。
一ヵ月後に意識は戻りましたが、麻痺が残り、身体が不自由になりました。
 さらに彼女の母親は、事故であっけなくこの世を去り、その後は、わたしの手元で育ちました。
真記は、長いリハビリに耐え、チェロを弾けるくらいに回復してくれました。
硬い補助靴や松葉杖は辛かったと思います。
反抗されたこともありました。
 でも、いまは素直で明るい娘に成長してくれました。
 心からよかったな~と思います。

 ♪二人で合奏しているのは滝廉太郎の「荒城の月」です。
山口先生の演奏は、力強く、音に艶があります。ほかにはスメタナのモルダウも練習してましたが、
これも渋くてチェロの音色にぴったりで、ステキでした。
アドバイスが的確で、すごく参考になったと真記が喜んでました。

 ☆山口先生、これからも時々指導をお願いします。
                                          れいか