今日、19:00より、ラ・ファミイユ・フクジュで宮川葉子&ザ・フライングエレファンツのコンサートが行われた。
最初のステージは、「YO☆KO Band」。TEEN'S MUSIC FESTIVAL で九州代表として全国大会に出場したときのメンバーが、脇を固める。ドラムの樋口君にギターの木村君がそうだ。
これにギターの大久保君(通称ミーボー)にベースはエレファンツのポールこと木村さんだ。
今年ビクターから発売されたミニアルバムから「六本木カフェロジック」やカドリードミニオンにいるチンパンジー「天才パン君」のテーマ曲「Super“パンくん”」等を熱唱した。
最後の曲は、TEEN’Sの全国大会に出場した曲「Just Like」で締めくくり。
その後休憩を挟んでいよいよエレファンツの登場だ。
筑豊のビートルズとして全国各地でコンサートを行ったのでご存知の方もいるだろう。
彼らは、こよなくビートルズを愛するコピーバンドだ。ただし、単なるビートルズのコピーバンドなら全国津々浦々沢山有るが、エレファンツは、オリジナル曲も沢山持ちその評価は、高い。オリジナル曲を収めた「コンフィデンツ11」は、11曲中9曲がTVCMに採用されている。
今このアルバムを入手するのは不可能で、幻の名盤だ。
彼らが全国へブレイクしたのは、92年に行ったニューヨークカーネギーホールでの公演がきっかけ。私も単身、ニューヨークまで応援に駆けつけた。
その後東芝EMIから発売された「BRICK ROAD」は、憧れのアビーロードスタジオでレコーディングすると言った懲りよう、このアルバムも今では入手が難しい。
この日もオリジナル曲「My heart to you」をオープニングにビートルズの定番曲「All my loving」「Please Please me」「Get back」「Can't bay me love 」、木村さんの一番好きだと言うWingsの「My love」、阿部さんの熱唱する「Imagine」等、アンコールを含め全22曲を歌ってくれた。
バンド結成から30年。今尚、そのビートルズをこよなく崇拝するそのポリシーと歌声は衰えることなく更に円熟味を増した。そして来年からは、また新たな挑戦をするそうだ。
この日最後は、YO☆KO Band が再登場し会場のみんなとHappy X'mas を歌ってコンサートは終了した。
久々の地元でのコンサート、大変盛り上がりました。お疲れ様でした。
邦楽、洋楽、クラシックなどなど地元のアーティストが音楽を通じて盛り上がっていく様は痛快で夢がありますね。
芸術は正に知の結晶で無から有を生んでいく。文化の核になるものです。文化が形成されると経済が生まれる。そんな相関関係があります。
音楽の市場は圧倒的な人口を誇る都会には勝てませんが、田川で育ち鍛えられたアーティストか゜、作品がいつか全日本レベルで評価されるそんな日が来ることを期待しています。期待するだけでなくそんな環境作りに私自身も関与していきたいと思います。
あの、虐げられてきた沖縄があの沖縄独特の旋律
で今一世を風靡しています。田川も5年前から炭坑節に着目し、老若男女が田川の潜在力に関心を持ち始めました。
30年前からビートルズにこだわって活動を続けてくれている
エレファントが有形無形の動機付けになっているに違いありません。
エレファントの更なる挑戦を大いに期待しています。
シンガーソングライター
さくらい英夫
合言葉はいつかまほろば