今年は、炭坑節を民謡調にして世に広めた赤坂小梅さんの生誕100周年。
そして誕生日の今日、出身地の川崎町で「赤坂小梅を語る集い」が開催された。
親族やゆかりの人が思い出を語り、また創作炭坑節の披露などが行われた。
皆さんが知ってる炭坑節は、まずこの赤坂小梅さんが歌ってる民謡調炭坑節と思って良い。
炭坑節には、ルーツがあり、原曲はご存知の炭坑節のように踊り用の曲ではなく、明日に望みを持って明るく生きよと歌った炭坑作業唄であった。
数多くの炭鉱作業歌がある中で、炭鉱労働者のみならず広く一般に親しまれていったのが現在残る炭坑節である。
源流の炭坑節他、炭鉱仕事唄から赤坂小梅さんの炭坑節まで収録した「炭坑節の源流 香春岳(かわらだけ)から見下ろせば」がコロムビアレコードから発売されている。
今、赤坂小梅さんの生誕100周年を記念してドキュメンタリー映画の製作が計画されている。制作費は約2千5百万円でスポンサーが集まりつつあるが、まだまだ足りない。完成するかどうかは住民パワーに掛かっている。
田川の財産を後世に伝えていくモーションとなり得るこのプロジェクトを是非成功させたいものだ。
私も遅れて駆けつけましたが、2500万円を田川の方々がどのように集めきるか、住民運動の広がりにつなげていけるか。
文化庁の補助がつくらしいので全額ではないにしても出費語多端な折、この事業にも出資をお願いしていくのですが、集まらなければ製作開始はしないと製作会社に引導を渡されています。すかぶらの例があるので最もです。実行委員になった人たちも信用問題にかかわります。
製作協力券、協賛金の受付、もし万が一キャンセルになった時には全額返済できるようにしっかり管理しておかなければならない。そうしなければ営業活動は出来ない。
慎重に大胆に必ず製作して、上映する決意が必要です。
二階に上げて平気で梯子をはずすことがあります。これだけはやめてもらいたいものです。
シンガーソングライター
さくらい英夫
いよいよ上映に漕ぎ着けそうです。
協賛金もあともう一歩の所まで集まっています。
詳細は、http://www.koumenehsan.com/100nen