昨年の12月23日付けの朝日新聞の記事に、“都市民呼ぶ3600人の「赤村」”と言う記事が掲載されていた。
「農業を軸に村おこしを取り組み、明治時代の村制施行以来、合併を全く経験せず村の歴史を刻んできた。コンビニも、JRの駅もないが、村の特産物センターへ週末になると都市部の住民が押し寄せる。」(記事引用)
北九州市八幡東区の八幡中央区商店街との交流や「DO YOU 農?」と銘打ち、都市部住民に田植えや稲刈りなどを体験してもらう事業、空き屋バンク制度を導入し移住を呼びかけたところ関東から30人の問い合わせがあったことなどを紹介している。
赤村特産物センターは、村で生産・加工されたものしか売らないのが基本で、野菜などが入った袋には生産者名が記載されている。91年開業当初は年間1800万だった売上が、現在2億円前後で推移している。
私も赤村の一ファンである。
現赤村教育長で元後藤寺小学校校長であられる道先生に、先生のお宅で毎年開催される“蛍見&バーベキュー”大会で赤村産のブタをご馳走になったのが切っ掛けだ。(赤村は蛍でも有名)
赤村のブタはホントに美味い。肉質が良く味が濃厚だ。
今年は、校区のサマーフェスティバルでも、後小の秋祭りでも赤村のブタを買ってきてバーベキューをしたところ大好評だった。(赤村産のブタは、赤村のグットンと養生館(ようじょうかん、電話0947-62-2104)で売っている)
先日は、後小と大浦小両校6年生の交流ドッチボール大会で試合後のおやつにふかし芋を食べさせてやることを計画、芋を赤村の農家に直接買い付けに行った。
生産者の方が、「うちの芋はうまいよ~」と言ってわけてくれた。
土付きの芋は子ども達が洗い、6年生のお母さん達が芋をふかした。
試合後に児童・保護者・先生方で芋を食べたが、みんな「おいし~!」と絶賛である。
きっとふかさずに焼き芋にすればもっと甘みが出て美味しかったのだろう。
(写真は先日道先生から頂いた芋です。これは焼き芋にして食べよう)
赤村は土壌が肥沃のだろう、野菜も美味い。赤村の白菜で鍋をすると野菜の甘みが出てホントに美味しい。親戚にお裾分けすると、「あの白菜美味しかった」とわざわざ礼を言われた。
食べ物が良いと、それを食べてる赤村の住民も皆いい人に思えてくるから不思議である。(私の知る限りの赤村の人は、みんな穏やかないい人なのだ。)
赤村ファンの私としては、もっと多くの皆さんに赤村産を食してもらいたい。