隣に倉が建つと腹が立つ

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この言葉を初めて田川で聞いた時、大きな衝撃を受けた。
田川ってそんなところか。
川崎町で町議会に出ることを決意し、安宅の山頂から池尻まで
一軒残らず訪問しようと考えたが、安宅のショ鼻、地元の古老から出端をくじかれた。よそ者が馬鹿なことをことをするな、帰れ。
 しかし、結果は奇跡的な当選となった。東京から10年前に移住した人間が田川、川崎で政治に参加するなど無謀と言う。
市議、町議にしても当選を確実にするためには地盤、支援組織が不可欠。それを持たない候補者は、所詮お金をどぶに捨てる泡沫候補で笑いものになるだけ。
 前回の統一地方選挙。再選を期して臨んだが、まさかの落選。
再来年の統一地方選挙をにらみ再び安宅の山頂からあいさつ回りを開始したが、7年前と同様に地元の人間しか相手にせんよ。と口角泡をとばされた。
 この強烈な地元意識、田舎根性こそ利益誘導の政治風土を形成する。議員は地元代表であれば資質は問われない。こんな人が当選するのと首をかしげるケースが多見されるのは、強烈な地縁血縁の結びつきによるものです。
 さて、白鳥工業団地にトライアル進出がきまった。田川市長の大手柄。焼却場建設を断念し、食料品加工企業誘致に成功した。
白鳥に工場が建って,腹を立ててはいけませんよ。市長の成功をやっかんではいけませんよ。素直に喜びましょう。
 この嫉みそねみ、村根性とどう向き合うかが私の選挙戦です。
田舎の政治改革は長老支配の意識を変えなければ前に進みませんし、有力企業は心配で心配で進出してきませんね。
 意識改革、政治風土改革を良識ある方々で是非とも。

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このページは、木村知弘が2005年12月 9日 14:46に書いたブログ記事です。

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