童謡、唱歌の教育的価値

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ものすごく硬いタイトル、内容で恐縮です。
童謡、唱歌は実によく考えて仕組まれています。
作詞者は教養豊な文化人ばかり、かつキャッチコピーは心に残りやすい。三つ子の魂百まで。大人になったとき、生活に生かせるるそんなフレーズがふんだんに盛り込まれています。今となっては古臭い言葉でも、教訓やら情緒の源になる素晴らしい言葉がちりばめられています。
 一方、曲、メロディも大衆歌謡の無いころの作曲家ですので、特定の世代に媚びて作曲をしている方々ではないので、とても素直で耳障りの良い、心の癒されるメロディが多いです。一曲の中に出てくるコードは3個くらいでとても単純です。あたかも曲は言葉を伝えるための脇役的存在です。
 曲に乗せて、短い言葉で日本の生活文化、情緒を伝えています。また、外国民謡では先進諸国の代表的歌曲が選択され、
その曲を歌うとその国の雰囲気がなんとなく伝わってきます。
 それらの教育的価値の高い童謡、唱歌が今学校で圧倒的に歌われなくなっています。いわんや家庭をやです。テレビ、ラジオのせいで童謡、唱歌が忘れ去られていく、存在感をなくしいく、そんな気がしますが、せめて学校では復活させたいものです。
 メロディに乗せて言葉を覚える。国語と音楽はほぼ一体の教育効果をもたらします。

 外国語を覚えるのもメロディをつけると覚えやすいものです。
 学校現場で、家庭で童謡、唱歌が復活するようシンガーソングライターとして活動していきたいと思います。
 そのことが教育力の向上につながると固く信じております。

      シンガーソングライター
        さくらい英夫

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このブログ記事について

このページは、木村知弘が2006年1月27日 17:46に書いたブログ記事です。

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