昨日、香春総合スポーツ公園の方位板除幕式、寄贈式で一曲披露するようリクエストされて出かけてきました。
寄贈されたのは香春町の鶴我さん(詳しくは今日の西日本新聞をご覧下さい)で、元警察官の方です。
私に白羽の矢が立ったのは、風治八幡神社の門松奉納式の時アトラクションで歌った、田川燦燦とが歌詞が良いとのことで気に入っていただき、今回の寄贈式でもやれとなったしだい。
初めて訪れたスポーツ公園の大展望台。そこから見えるのは香春岳、セメント工場、ボタ山、旧炭鉱住宅と、日本が発展を遂げる事となった原風景が一望できる。
ここは、決して自然の絶景ではない。むしろ人間の営みの悲哀というか、哀愁と言うか色々な想いが去来する人工の景色なのである。この景色を見れば、わが国の発展が田川の鉱業に支えられてきたことを実感する。
全国の多くの人に是非見てもらうべきだと思う。
私は、この景色の中で田川燦燦とを香春岳に届けとばかりに歌った。
香春一の岳 泣きなんな
削って砕いた白い石
生まれ変わって日本のビルに
されど今じゃ不況の嵐
セメント工場の煙突煙
貨物列車も消えました
さて何度も繰り返されるホりエモン騒動
時代の寵児から犯罪容疑者への転落
手のひら返すマスコミ
同様にエネルギー政策の転換は、時代の趨勢か手のひら返しか世の無常か。
いずれにしても 百聞は一見にしかず。是非是非お出かけを。
シンガーソングライター
さくらい英夫
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