2月4日、音楽家を中心とした有志の方々に呼びかけ、表記の催しを行いました。
約40名の方々が集い、近所迷惑になるほど賑わいました。
特別ゲストとして、田川市長の伊藤先生(実は還暦対象者 )
衆議院議員原田先生(昨年還暦)にお越し頂きました。
御両名とも私が政界で師と仰ぐ先生です。義理人情に厚く、わざわざ私的な小さな催しですが出席してご祝辞を述べて頂きました。 新春の集いではミニにコンサートを行いましたが、還暦を祝うというのが大義名分です。
私は、東京都神津島から11年前に田川に参りました。
島では新生児誕生の祝いに始まり、753、成人式、結婚、還暦、喜寿、米寿など人生の節目節目を祝う習慣があります。田川はどうでしょう。余り聞きませんし、呼ばれたこともありません。
島ではそういうお祝いをやらないところは、軽蔑されます。家々でお祝いをして、無尽のようにお祝いを返していきます。
土地土地で価値観の相違はありますが、血縁、地縁が薄ければ親戚、友人も少なく多くの人が集まって祝ってくれません。
地域の活性化とは大上段に構えた街づくりなどばかりではなく
結構こんな祝い事も含まれるのではないかと思います。
都会の若い人は、徒党を組んで飲みまくり、活性化しますね。
同級生、後輩、恩師、親戚の無い私には実懇といえる40名
を集めるのはたやすいことではありませんでした。
その意味で、少数ながらも、和気藹々の催しは感動的でした。
私の歌を作詞してくれた方々も何人か来てくださっており、それらの曲を中心に4-5曲歌わせていただきました。
当たり前ですが、死んだら人生終わり、人生の最初で最期のセレモニーが葬式だけだったというのでは、余りにも寂しいではありませんか。
皆さん大いに大勢でお祝いしましょう。楽しみは大勢で、悲しみは小勢で。
シンガーソングライター
さくらい英夫
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