明日はわが身の塾運営

| コメント(7)

 後藤寺バスターミナル前の個別指導塾の正面入り口横にテナント募集の張り紙が張ってあり、塾の撤退を直感しました。
 11年前私が塾経営にかかわりだしてから、ペガサス、九大トライ、東進、明光など大手の塾が後藤寺から撤退していきました。
 何とか残ってるのは個人の小さな塾です。塾なんか飲み屋みたいなもので、開設資格は要りませんから腕に覚えさえあれば誰でも開設できます。完全自由競争の世界です。しかし、一応教育の世界ですから、開設の理念がないとただ金を得ようとする根性だけでは結局支持されません。また、開設の理念とか難しいことを言わなくても、すなわち地域に受け入れられる何かを持っていないとやがて消滅する運命を辿ると言うことです。
 大手塾は固定経費の割合が個人に比べて圧倒的に高い。外観、内装、装備すべき機材が都会での必須レベル同様田舎でも要求されて、生徒が減って需給のバランスが保てなくなるとそれで経営はお終いとなる訳です。
 それもこれも根っこは、おそらく少子化による市場の縮小と所得の減少です。昔は、NTT、三井タイルや鉱山に勤めるお子さんも預かりましたから企業の撤退で塾通いの生徒も減少しました。
 春風が吹けば桶屋が儲かる。政治がしっかりすれば産業が育つ。私は、この信念の下に政治と教育を追求しています。
 皮肉なことに生徒に知恵をつければつけるほど、田川を敬遠して去っていきます。公立中学より私立中学。田川より嘉穂、鞍手、小倉と。このジレンマと葛藤しながら田川の振興を、田川の子供たちの学力水準向上に取り組まなければなりません。
 公教育は財源が税金ですから親方日の丸です。一方塾は明日は知れない風任せです。

 英光学院がどうすれば後藤寺で1年でも存続できるか、是非皆様のお知恵をお貸しください。
   
       今年の春期講習は
         3月27日から30日の日程で
         1教科5コマを無料サービスで実施します。
         無料の部分だけでも参加OKです

               個別指導英光学院
                塾長 櫻井英夫

コメント(7)

少子化による子ども相手の事業がやりづらくなったのは、確かです。
私も昨年、音楽教室の将来性に期待ができなくなり、教室を別会社に譲渡しました。
田川の子どもの減少はここ10年あまり急速に進んでいます。その上、私立中学を受験する子どもたちも増えてきました。
塾を取り巻く環境は更に悪化することは間違いないでしょう。
その中での生き残り戦術は、部外者では謀り知れません。
今、田川の他の個人塾で生徒数を伸ばしている、もしくは維持しているところは有るのでしょうか?

※不適切(ご迷惑)な場合は削除してください。
はじめまして。
検索していると辿り着きました。
共感すること多々あります。
田川のことを憂う人がいることに、ホッとしました。

久保田さん
はじめまして、管理人のtomohiroです。
31歳の若さで添田町町会議員を目指す、それも社民党から立候補とは、保守的なイメージの強い添田町で新しい息吹になれば良いですね。
この「News From E-Bay」では、自民党の方の発言が多いですが、政党にはこだわりません。田川を良くしたい、田川の良いところをもっとアピールしたいと言うのがこのブログのコンセプトです。
よろしかったら、また覗いて下さい。

久保田さんコメントありがとうございました。
名誉職としての政治、利権の管理的な政治、国からジャブジャブお金が来ていた時はそれで済んだかもしれませんが、交付税を削られ、自治体数を減らされ、田川の地域づくりはいよいよ切羽詰っています。御町もポスト山本に向け若いリーダーが育たなければならないと思います。
ともに頑張りましょう。田川地域の未来のために。

>tomohiroさんへ
田川のことを考えての、発言受け入れ、ありがとうございます。うれしいかぎりです。
自分(の町、の企業)のことだけを考えるのではなく、ふるさと田川の為になればと思います。

>さくらい英夫さんへ
他の投稿も拝見いたしました。
田川への想いが伝わってきます。
その想い、共にカタチにできればと思います。
あまり頑張ると潰れそうですが、決して諦めることなく、突き進みます。

ロングブーツ,ブーツ ムートン,ミネトンカ ブーツ,あしながおじさん 靴,ファッション ブーツ,ウエッジソール ブーツ,アンクルブーツ
HP:http://www.ninkishop.co/

バーバリー コート,激安バーバリー 財布/バッグ /マフラー /時計/ ベルト/靴 /サングラス, バーバリー バッグ 新作

コメントする

ウェブページ

  • about
Powered by Movable Type 5.2.11

このブログ記事について

このページは、木村知弘が2006年3月 2日 16:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「政治砲弾 偽メール」です。

次のブログ記事は「家内の誕生ケーキ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。